SPEAKING DIAGNOSIS
英語が口から出てこない。最初に見直す4つの場所
単語や文法を知っていても、会話の数秒で英文を作って声に出せるとは限りません。闇雲に表現を増やす前に、内容・骨格・部品・発話のどこで止まったかを分けると、次の練習が選びやすくなります。
公開・更新: 2026.08.19
「知っている」と「会話で作れる」は別の状態
英文を読んで意味が分かる、選択肢から正解を選べる、文法問題を解ける。これらは大切な土台です。一方、会話では答えが先に表示されません。言う内容を決め、英語の骨格を選び、必要な語を置き、口を動かすところまでを自分で行います。
そのため「もっと単語を覚えれば話せるはず」と一つの原因にまとめると、すでに知っていることを繰り返すだけになる場合があります。まず、どの工程で止まったかを観察します。
英語が出てこない場所を4つに分ける
直前に止まった場面を一つ思い出し、次の順番で確認してください。複数に当てはまる場合も、最初に止まった場所から練習します。
- 言う内容日本語でも何を一文で伝えるか決まっていない。まず「予定を伝える」「お願いする」など目的を一つにします。
- 文の骨格主語の次に動詞を置くのか、be動詞で状態を言うのか迷う。短い主語+動詞へ戻ります。
- 中の部品骨格は分かるが、動詞や目的語が選べない。知っている語だけで言い換え、部品を一つずつ替えます。
- 声に出す書く時間があれば作れるが、口が止まる。完成した短文を見ずに一度言い、言えなかった箇所だけ確認します。
3分でできる短文セルフチェック
「私は家で働きます」を、答えを見る前に英語で言ってみます。難しければ、いきなり全文を思い出そうとせず、骨格と追加情報を分けます。
I work. まで出なければ骨格の練習、at home で止まれば情報追加の練習、全文は分かるのに声が止まれば発話の練習が次の一歩です。
最初の10分で行う練習
- 短い日本語を一つ選ぶ予定、状態、お願いなど、一文で終わる内容にします。新しい文法を複数入れません。
- 答えを隠して骨格を言う主語と動詞、または主語とbe動詞+状態までを先に声に出します。
- 部品を一つ替える主語、動詞、目的語、時間、場所のうち一つだけを変えます。
- 少し間を空けてもう一度言う同じ表示を読み上げるのではなく、答えを閉じて自分で作り直します。
練習量を増やしても止まりやすい例
- 長い例文を最初から丸ごと暗記し、どの部品を使ったか確認しない
- 発音だけを直し続け、そもそも英文を自分で作れたかを分けない
- 自由会話だけを続け、毎回違う場所で止まって原因を振り返らない
- 一度正解を見て分かった文を、言える文として数える
これらの練習が無意味なのではありません。今の詰まり方と練習の負荷が合っているかを確認することが重要です。
Ieruは短い骨格から発話までつなぐ
Ieru Englishでは、日本語を見て答えが出る前に短い英文を作り、声に出します。新しい主要な変化は原則一つにし、言えなかった時は必要な土台へ戻ります。
最初の6問は登録不要です。今どこで止まるかを確かめるセルフチェックとして使えます。